当院にはたくさんの患者様が通って下さっていますが、その中のおひとり、春日友子さんが、じつはすごい方だったので是非ご紹介させてください!
みなさま、沈金(ちんきん)ってご存知でしょうか。
沈金とは漆器の装飾技法の一つで、漆面にノミで模様を彫り、その溝に漆を接着剤にして金粉を沈める技術です。
蒔絵と違って、彫ってあるんですね。
特に輪島塗は何層もの下地に中塗り上塗りと重ねてあるので粘りがあり、沈金が可能になっているそうです。
春日さんは石川県立輪島漆芸技術研修所にて、現人間国宝(重要無形文化財保持者)前史雄(まえふみお)先生に師事し沈金の技術を学んだとのこと。
10月14日にコワーキングスペース八王子 8beatにて、実演披露をされていたそうで、、
匠の技ですね・・・。
彫る角度が人によって違うので他人の道具は使えず、道具を作るところから始めるそうです
つまりノミや砥石も自作・・・!!
また、2018年春には、八王子にて個展を予定されているそうです。
これは楽しみ!
春日友子さんのオフィシャルFacebookでは彫っている動画がみられますよ